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最速の男

俺達は今日「教室最速の男」になった。今回は俺がその栄冠を得るまでの軌跡をなぞって行きたいと思う。


今日は金曜日である。金曜日は1限に生物学、6限にホームルームがあり、その間に講義は入っておらず空いている。生物学はまだ寝てれば単位がくるのでいいのだが、6限のホームルームが尋常でないくらい苦痛なのである。リア充達と中途半端な知り合いサンドイッチで、あまりにもアウェイ感が強すぎて、逆に、教室にいるだけで君とパラダイスにいるみたいな感覚に陥ってしまうイッツオートマーティック講義なのである。簡易化のため以後この講義をIAC(It's automatic class)と呼ぶことにする。



俺は昨日大教室で一人で弁当をたべて、その後に委員会に出て一言もしゃべらずに終わって、その後一人でパスタを食べるというわくわく個人プレイライフを送ったが、IACに比べれば100倍マシであると自信を持っていえる。そんな最強最悪な悪魔IACは金曜日の6限という週の最後に待ち構えており、こいつを倒さないと、週末という名のオアシスはこないのである。


俺は今まで「サボる」という上級クズ魔法を使ってIACをしのいできた。しかしこの魔法は上級魔法であり、MPの消費が激しく学期に3回しか使うことができない。そして俺は今日までにすでにこの魔法を規定回使ってしまっていたのである。

※ちなみに超上級魔法としては「履修すらしない」がある。2人いるうちの友達の一人はまさかの超上級魔法使いである。



まずい…まずい…今日もIACが来る…!!ここで馬鹿正直にIACに挑んだら(要するにまじめに出席するということ)、メンタルに傷が残り週末に※支障が出る…!!どうする…どうする…!!


※支障…主にバイトでミスがでる。


死ぬほどIACを恐れた俺は友達と相談することにした。ちなみにこいつももう上級魔法は3発打ち切っていて後がない。そしてクラスに俺以外友達がいない。俺もこいつ以外友達がいない。まさに相利共生である。ちなみにこの前俺が講義に遅れていってこいつの席の横に座ったら、ノートに何も書かれていなかった。何かなと思ったら、ペンを忘れて誰も貸してくれなかったので何も書けないというファンタスティックな展開になってたらしい。すごくやさしい気持ちになった。


対IAC対策としてさまざまな意見が出たが、どのアイディアも実用には乏しくやはりいくしかないという結論に達し、IACの出現スポット(教室)に行くという結論に達した。

ただこの話合いにも一応の成果は出たということはお伝えしておこう。なんといままで俺がやっていた「ラッパーの数の数え方」が間違ってたことが判明したのだ。正しいものを見たいという方はぜひ俺にメールを送ってほしい。ただ俺が喜ぶだけだけど。


そしてあきらめて出現スポットに向かうことにした。IAC出現スポットが近づくにつれてわれわれの会話の中に「死にたい。」「帰りたい。」「お腹痛い。」という言葉が加速度的に増えていった。


そして、われわれがやっとの思いでスポットにたどり着いてその扉を開けたその瞬間・・・!!



悪魔結社OPTの人間が、その禍々しい姿を目いっぱいに自己主張させていた。OPTとは主に二年生で構成される学類の新入生歓迎会合宿などのイベントで新入生の世話をするという組織である。どうみても現実が充実している方々がやっており、その姿を見るだけで心が折れる。


俺達は直感した。「今日のIACは…長引く…!!」と。

いつもそうなのだ。やつらがいると、俺ら(ブサイク)とやつら(イケメン)の顔面ポテンシャルエネルギーの差位を利用したメンタル攻撃で俺達の心をたたき折るだけでなく、クラリンピックとかいうすばらしい企画を持ってきて、なんかもう死ね。


神はいないのか…。ただでさえいつもクソなのにさらに長引くというのか…。


もう駄目だ…禁術を…使うしかない…!!

俺の目に鈍く光る炎が宿った。


そして俺は友に言った。「『リミテットコード:リプライターン』を使うぞ・・・!!」と。
友はすべてを悟った目でうなずいた。手が少し震えていた。


そして数分後、ついにIACが始まった。
いつものように担任の教員が学生の名前を呼び始める。

作戦…開始だ…!!
俺と友の目が鋭く光った。
伊藤・・・、加藤・・・、斉藤・・・、次々とクラスの人間の名前が呼ばれていく。それに伴い緊張が加速していく。

そしてついに、

担任「S君。」

友の名が呼ばれた。

友「はい。」
友が返事をした。そして担任が次の者の名前を呼ぼうと名簿に視線を落としたその瞬間、友人が動いた。


担任「鈴木ー。」
担任が次の学生の名前を呼んだ時、友人の姿はもう教室にはなかった。実に鮮やかであった。

そしてまあ俺も名前が呼ばれたら、そのまま教室を出て行った。


こうして俺達は名前を呼ばれたら出て行くというクズプレイをかまして、「教室最速の男になった。」



うん。途中で飽きた。

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